宇宙戦艦なんちゃら的な我リー特集^^* (悪い男・鬼畜め我愛羅を目指しました☆) 横+下すくろーるでお願いします^^→↓
追い詰め逃げ道を奪い熱い身体を押し付ければもう互いの存在を感じる以外ない。 冷たく言い放たれたその言葉は余りにも馬鹿げていた。そう、まるで幼稚な恋を宣言する様な甘さを感じさせる程に。 戸惑う気持ちはとうに何処か彼方へ。求める気持ちと求められる身体は彼の眼差し一つで自由を奪われ可笑しなぐらい高揚している。
許されない恋
敵同士でありながらも惹かれあってしまうふたり。
でも手に手を取って逃避行は出来ない、組織に縛られた二人…
母艦の中央、メインスクリーンに映し出された砂の暴君はリーの姿を捉えると、まるで笑むようにゆっくりと目を眇めた。
「久しいな、リー。約束を果たす時が来たようだ…」
リーだけを見つめ、その薄い唇を吊り上げる。
僅かだが、リーが見知っていた彼の上品な所作を裏切る粗野なやり方で白い手袋を噛み、一息に引き抜くと同時に吐き捨てる。
現れた大きな掌がリーを誘うように差し向けられ、しかしそれはすぐにきつく握り締められた。
「お前を俺の物にする」
「!?」
まるで直接心臓を鷲掴みにされたような錯覚を覚えたリーの気持ちを置き去りに略奪者の顔のまま、かの総帥は更に傲慢に言い放つ。
「こちらの要求を述べる。そこの下士官二人を砂へ寄越せ。今から十二時間以内にな。以上だ」
その言葉にふらりとよろめいたリーの身体を咄嗟に腕を伸ばし支えたカブトの表情を、スクリーンの中の我愛羅だけが冷たく見下ろしていた。
恋情故に互いを『最も危険な排除すべき存在』と認識しているのに。
後ろ手に隠した銃の引き金を引けない。
忍ばせたナイフを振り下ろせない。



コレ↑の色塗りver.は軍服ネタの発端、神サイトのtomozome様に捧げました^^*
……………残暑見舞いとし て … (ドコがじゃー!!/笑)
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